鹿児島県志布志市に2008年4月から在住。ぽつぽつ独り言を綴っています。

2008年8月31日日曜日

酉福亭


住まいから5分もかからない処に居酒屋があった。これが新築の木造家屋で、屋根まで吹き抜けになっている。今年の1月から開業したらしく、木の香も芳しく、とても落ち着けるいい雰囲気だ。そのうえ宮崎地鶏のタタキや甘酢餡かけがとてもおいしいので、5月くらいから週1回ペースで通った。




 これぞ志布志っ娘、若女将がとても素敵だ。調理はじいちゃん、ばあちゃんがこしらえ、時々母親が手伝いに来ている家族経営、というのは想像で本当のことは知らない。ただひどくアットホームで素人っぽいメンバー構成だった。



 

とどのつまりはあまり繁盛せず、7月後半に店内改装のため一時休業し再開したものの、8月末をもって店を閉めた。







 

さようなら酉福亭。

おいしい料理とおいしいお酒、くつろげるひとときをありがとう。

もしも再開するのなら、そのときはまたお邪魔させてください。

というか、いつも独りで行ってすみませんでした。

。。。

2008年8月3日日曜日

ユーロ




JR志布志駅から日南線を3時間をかけて宮崎にむかった。今日もまた暑い。
 
車窓からときおり、こじんまりとして人気の少ない白い砂浜が青い空の下にみえ隠れして、そこに1本だけパラソルが立っているのを見たときには、ひどく途中下車の誘惑にかられたりした。夏休みらしく、ふた駅先まで釣りにいく小学生や小旅行の女子大生が乗ったり降りたりして楽しい。
 
ようやく宮崎駅までくると、小洒落たユーロな車両が。。。
こんな色の車がほしいな と。 



宮崎神宮駅でおりて、数社の輸入車販売を手がける地元ディーラーを横目で見ながら、神宮とは反対側にまわった。眩暈がするほど暑い。
 
JRAの育成所のまわりの長い長い塀沿いに、その塀の上空あたりで、たぶん風が多少強いのだろうか、トンボがずーと群れをなして静止しているのを不思議に思いながら半周し、そのまた向こう側にあるはずの目的地をめざしたところ、古い住宅街に入り込み、方向感のない細い路地に迷ってしまって優に30分は抜け出せず、それでも多少太い道には抜け出られたので、ようやく電話で迎えを頼んだ。


「駅で電話くれれば良かったのに。。 迎えにいきますけど、今どこだかわかります?」

携帯のGPSで位置を確認した。あまりの暑さにGPSを使うことを忘れていた。



遥けきかなそのZEROで、冷たいお茶を何杯かもらって世間話をして、車をみせてもらって見積りをもらい、契約書に判子を押して納車予定を聞いて、今度は迷わないように宮崎駅まで送ってもらった。ヽ(´ー`)ノ



もう5時すぎだが、まだまだ暑い。
 
駅ビルで、かるく火をとおした牛ハンバーグを食べてビールを飲み、日向夏茶の粉末をお土産にして、3時間の帰路についた。正直、帰りはしんどい。
 
志布志は終着駅だ。ワンマン列車を始発駅から終着駅まで乗車したのは、私のほかには行きも帰りも運転手兼車掌さんだけ。 
 
運転手さん、お疲れさまです。